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サノフィ株式会社 前立腺がん治療薬「ジェブタナ(R)点滴静注60mg」新発売
「ジェブタナ®」は細胞内の微小管に作用し、細胞増殖を阻害する抗がん剤です。有効な治療法が限られているドセタキセル治療後の前立腺がん患者さんに対して、「ジェブタナ®」は、全生存期間の延長を示した数少ない薬剤の一つです[1]。
前立腺がんは男性ホルモンの影響を受けて進行するため、転移が認められた前立腺がんでは多くの場合、まず男性ホルモンの分泌や働きを抑えるホルモン療法が標準的に施行されます。しかし、治療により男性ホルモンの分泌が抑えられているにもかかわらず病勢が進行する状態がしばしば認められ、これを「去勢抵抗性前立腺がん」と呼びます。
現在「去勢抵抗性前立腺癌」に対する標準治療として、初めて、生存期間の延長とQOLの改善を示したドセタキセルによる化学療法が広く行われています[2]。 しかしながら、ドセタキセルの投与を受けたものの症状が進行した患者さんに対しては、生存期間の延長に寄与できる治療法は限られています。「ジェブタナ®」は、このアンメットメディカルニーズに応える新たな治療選択肢です。
本剤は海外で実施した第Ⅲ相試験(TROPIC試験,NCT00417079)において、全生存期間の有意な延長(全生存期間の中央値がミトキサントロン群の12.7か月に対してカバジタキセル群は15.1か月【ハザード比=0.70(95%信頼区間:0.59-0.83):P<0.0001】)を示しました[3]。
サノフィは、「日本の健康と笑顔に貢献し、最も信頼されるヘルスケアリーダーになる」というビジョンのもと、前立腺がん治療の新しい選択肢となる「ジェブタナ®」を提供することで、日本の患者さんや医療関係者へ更なる貢献をしてまいります。
以上
【ジェブタナ®製品概要】
販売名
ジェブタナ®点滴静注60mg
一般名
カバジタキセル アセトン付加物
効能又は効果
前立腺癌
用法及び用量
プレドニゾロンとの併用において、通常、成人に1日1回、カバジタキセルとして25 mg/m2(体表面積)を1時間かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量すること。
国内製造販売承認取得日
2014年7月4日
薬価
593,069 円
薬価収載日
2014年9月2日
発売日
2014年9月4日
前立腺がんについて
前立腺がんは中高年男性に多くみられるがんですが、日本においても近年の高齢化などにより、患者数は急増しています。2020年には男性がんの罹患者数第1位、患者数は約10万人になると予想されています[4]。
TROPIC試験について
TROPIC試験は、過去にホルモン療法歴があり、ドセタキセルを含む化学療法を受けたにもかかわらず症状が進行した転移性去勢抵抗性前立腺がん患者755例を対象とする、オープンラベル、多施設共同国際臨床試験です。被験者は1日1回のPrednisoneに加え、ミトキサントロン12mg/m2またはカバジタキセル25mg/m2のいずれかを3週間に1回投与されました。
ジェブタナ®について
ジェブタナ®は、厚生労働省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」において、医療上の必要性が高い薬剤と評価され、2012年4月に厚生労働省より開発要請を受けました。その後、海外で実施した第III相試験結果、国内第I相試験結果等に基づき、2013年7月承認申請を行い、優先審査品目として審査されました。本剤は、2010年6月に米国でドセタキセルによる化学療法施行歴を有する転移性去勢抵抗性前立腺がんの治療薬として、初めて承認されました。2014年1月現在、海外では、「JEVTANA®」のブランド名で、85の国または地域で承認されています。
サノフィについて
サノフィ・グループは、グローバル事業を統合的に展開するヘルスケアリーダーとして、患者さんのニーズにフォーカスした医療ソリューションの創出・研究開発・販売を行っています。サノフィ・グループは、ヘルスケア分野において7 つの成長基盤を中核としています。それは糖尿病治療、ヒト用ワクチン、革新的新薬、コンシューマー・ヘルスケア、新興市場、動物用医薬品、および新生ジェンザイムです。サノフィ・グループはパリ(EURONEXT:SAN)およびニューヨーク(NYSE:SNY)に上場しています。日本においては、約2,700 人の社員が、「日本の健康と笑顔に貢献し、最も信頼されるヘルスケア リーダーになる」をビジョンに、医薬品の開発・製造・販売を行っています。詳細は、http://www.sanofi.co.jpをご参照ください。
[1] ,[3] de Bono JS et al. Lancet 2010; 376: 1147–54
[2] Tannock et al N Engl J Med 2004;351:1502-12.
[4] 祖父江 友孝 監修「がん・統計白書2012」篠原出版
前立腺がんは男性ホルモンの影響を受けて進行するため、転移が認められた前立腺がんでは多くの場合、まず男性ホルモンの分泌や働きを抑えるホルモン療法が標準的に施行されます。しかし、治療により男性ホルモンの分泌が抑えられているにもかかわらず病勢が進行する状態がしばしば認められ、これを「去勢抵抗性前立腺がん」と呼びます。
現在「去勢抵抗性前立腺癌」に対する標準治療として、初めて、生存期間の延長とQOLの改善を示したドセタキセルによる化学療法が広く行われています[2]。 しかしながら、ドセタキセルの投与を受けたものの症状が進行した患者さんに対しては、生存期間の延長に寄与できる治療法は限られています。「ジェブタナ®」は、このアンメットメディカルニーズに応える新たな治療選択肢です。
本剤は海外で実施した第Ⅲ相試験(TROPIC試験,NCT00417079)において、全生存期間の有意な延長(全生存期間の中央値がミトキサントロン群の12.7か月に対してカバジタキセル群は15.1か月【ハザード比=0.70(95%信頼区間:0.59-0.83):P<0.0001】)を示しました[3]。
サノフィは、「日本の健康と笑顔に貢献し、最も信頼されるヘルスケアリーダーになる」というビジョンのもと、前立腺がん治療の新しい選択肢となる「ジェブタナ®」を提供することで、日本の患者さんや医療関係者へ更なる貢献をしてまいります。
以上
【ジェブタナ®製品概要】
販売名
ジェブタナ®点滴静注60mg
一般名
カバジタキセル アセトン付加物
効能又は効果
前立腺癌
用法及び用量
プレドニゾロンとの併用において、通常、成人に1日1回、カバジタキセルとして25 mg/m2(体表面積)を1時間かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量すること。
国内製造販売承認取得日
2014年7月4日
薬価
593,069 円
薬価収載日
2014年9月2日
発売日
2014年9月4日
前立腺がんについて
前立腺がんは中高年男性に多くみられるがんですが、日本においても近年の高齢化などにより、患者数は急増しています。2020年には男性がんの罹患者数第1位、患者数は約10万人になると予想されています[4]。
TROPIC試験について
TROPIC試験は、過去にホルモン療法歴があり、ドセタキセルを含む化学療法を受けたにもかかわらず症状が進行した転移性去勢抵抗性前立腺がん患者755例を対象とする、オープンラベル、多施設共同国際臨床試験です。被験者は1日1回のPrednisoneに加え、ミトキサントロン12mg/m2またはカバジタキセル25mg/m2のいずれかを3週間に1回投与されました。
ジェブタナ®について
ジェブタナ®は、厚生労働省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」において、医療上の必要性が高い薬剤と評価され、2012年4月に厚生労働省より開発要請を受けました。その後、海外で実施した第III相試験結果、国内第I相試験結果等に基づき、2013年7月承認申請を行い、優先審査品目として審査されました。本剤は、2010年6月に米国でドセタキセルによる化学療法施行歴を有する転移性去勢抵抗性前立腺がんの治療薬として、初めて承認されました。2014年1月現在、海外では、「JEVTANA®」のブランド名で、85の国または地域で承認されています。
サノフィについて
サノフィ・グループは、グローバル事業を統合的に展開するヘルスケアリーダーとして、患者さんのニーズにフォーカスした医療ソリューションの創出・研究開発・販売を行っています。サノフィ・グループは、ヘルスケア分野において7 つの成長基盤を中核としています。それは糖尿病治療、ヒト用ワクチン、革新的新薬、コンシューマー・ヘルスケア、新興市場、動物用医薬品、および新生ジェンザイムです。サノフィ・グループはパリ(EURONEXT:SAN)およびニューヨーク(NYSE:SNY)に上場しています。日本においては、約2,700 人の社員が、「日本の健康と笑顔に貢献し、最も信頼されるヘルスケア リーダーになる」をビジョンに、医薬品の開発・製造・販売を行っています。詳細は、http://www.sanofi.co.jpをご参照ください。
[1] ,[3] de Bono JS et al. Lancet 2010; 376: 1147–54
[2] Tannock et al N Engl J Med 2004;351:1502-12.
[4] 祖父江 友孝 監修「がん・統計白書2012」篠原出版
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