病院評判検索のお医者さん.jp > 役立つニュース記事一覧 > 役立つニュース記事詳細
注目ニュース
二酸化塩素ガス室内濃度指針値(0.01ppm)での菌・ウイルスの低減を確認。大幸薬品、第41回 日本防菌防黴学会年次大会にて発表
二酸化塩素ガスの濃度0.01ppmとは、2014年3月に一般社団法人日本二酸化塩素工業会にて策定された、「二酸化塩素ガスの室内濃度指針値」の濃度です。この指針値とは、「二酸化塩素ガスを一生涯にわたって吸い続けても健康への有害な影響がない濃度」と定義され、二酸化塩素ガスの安全性の根拠としています。
今回の試験結果は、大幸薬品がこれまで発表してきた二酸化塩素ガス(0.02 ppm)の浮遊細菌及び浮遊ウイルスの低減効果よりもさらに低濃度の二酸化塩素ガス(0.01 ppm)の低減効果となり、二酸化塩素ガスの室内濃度指針値での初めての検証結果となります。
この研究結果より、空気中に0.01ppmの低濃度二酸化塩素ガスを持続的に放出させることで、浮遊細菌や浮遊ウイルスを効果的に低減させることがわかり、居住空間における空中浮遊細菌やウイルスによる感染リスクを低減させる可能性が示唆されました。
大幸薬品は、これからも低濃度二酸化塩素ガスの濃度制御技術の開発を進めることで、指針値濃度(0.01ppm)での安全性と有効性を兼ね備えた除菌空間の提供に向けて、さらなる技術革新に努めてまいります。
<試験方法と結果>
[方法] 試験チャンバー25立方メートルを閉鎖空間とし、外部から二酸化塩素ガス発生装置を用いて発生させた二酸化塩素ガスを放出させ、撹拌ファンにて室内空気を循環させたところに、黄色ブドウ球菌懸濁液または大腸菌ファージφX174懸濁液を噴霧し浮遊させ、所定の時間後に浮遊細菌または浮遊ウイルスを捕集した。対照実験として二酸化塩素ガス発生装置を作動しない状態で同様の操作を行い、浮遊細菌と浮遊ウイルス数の自然減衰を測定した。
[結果] 0.01ppmの二酸化塩素ガスが室内空気中にある場合、浮遊黄色ブドウ球菌は120分後に99.8%、180分後に99.95%低減することが分かった。また、浮遊大腸菌ファージφX174は、180分後に99.2%低減することが分かった。
※1 黄色ブドウ球菌 人体にもいる常在菌であるが、場合によっては食中毒を起こしたり、皮膚炎を起こす可能性もある。病院施設内での感染もしばしみられ、最も重要な医療感染関連起因菌とも言われている。
※2 大腸菌ファージφX174 ファージは細菌に感染するウイルスの総称であり、人に対して感染せず、病原性を有しないウイルスである。ファージのなかには様々なタイプが存在するが、大腸菌に感染するφX174 は環境中において比較的安定であり、JISの試験法で指標ウイルスとして用いられている。
今回の試験結果は、大幸薬品がこれまで発表してきた二酸化塩素ガス(0.02 ppm)の浮遊細菌及び浮遊ウイルスの低減効果よりもさらに低濃度の二酸化塩素ガス(0.01 ppm)の低減効果となり、二酸化塩素ガスの室内濃度指針値での初めての検証結果となります。
この研究結果より、空気中に0.01ppmの低濃度二酸化塩素ガスを持続的に放出させることで、浮遊細菌や浮遊ウイルスを効果的に低減させることがわかり、居住空間における空中浮遊細菌やウイルスによる感染リスクを低減させる可能性が示唆されました。
大幸薬品は、これからも低濃度二酸化塩素ガスの濃度制御技術の開発を進めることで、指針値濃度(0.01ppm)での安全性と有効性を兼ね備えた除菌空間の提供に向けて、さらなる技術革新に努めてまいります。
<試験方法と結果>
[方法] 試験チャンバー25立方メートルを閉鎖空間とし、外部から二酸化塩素ガス発生装置を用いて発生させた二酸化塩素ガスを放出させ、撹拌ファンにて室内空気を循環させたところに、黄色ブドウ球菌懸濁液または大腸菌ファージφX174懸濁液を噴霧し浮遊させ、所定の時間後に浮遊細菌または浮遊ウイルスを捕集した。対照実験として二酸化塩素ガス発生装置を作動しない状態で同様の操作を行い、浮遊細菌と浮遊ウイルス数の自然減衰を測定した。
[結果] 0.01ppmの二酸化塩素ガスが室内空気中にある場合、浮遊黄色ブドウ球菌は120分後に99.8%、180分後に99.95%低減することが分かった。また、浮遊大腸菌ファージφX174は、180分後に99.2%低減することが分かった。
※1 黄色ブドウ球菌 人体にもいる常在菌であるが、場合によっては食中毒を起こしたり、皮膚炎を起こす可能性もある。病院施設内での感染もしばしみられ、最も重要な医療感染関連起因菌とも言われている。
※2 大腸菌ファージφX174 ファージは細菌に感染するウイルスの総称であり、人に対して感染せず、病原性を有しないウイルスである。ファージのなかには様々なタイプが存在するが、大腸菌に感染するφX174 は環境中において比較的安定であり、JISの試験法で指標ウイルスとして用いられている。
関連した記事
- 2018-08-09
―”ケアマネジャー”をパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査―『CMNRメディカル』 をリリース - [株式会社インターネットインフィニティー] ■調査概要 調査名:CMNRメディカル(第1回) 「骨粗鬆症のご利用者に関するアンケート」 期間:2018年7月11日~2018年7月17日 調査パネル:「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャー 調査サ...
- 2018-05-25
化学放射線療法を受けたステージIIIの肺がん患者さんは薬物療法を受けた再発またはステージIVの肺がん患者さんと比べて不安・抑うつの度合いが高い - [アストラゼネカ株式会社] アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ステファン・ヴォックスストラム、以下、アストラゼネカ)は、肺がん患者さんの不安・心情に関して、ステージ別、治療時期による変化、加えて肺がん...
- 2018-03-04
日本初「中高生が主役の科学研究所(Youth Science Lab)」を常時開設 - [PEIJ] [画像: https://prtimes.jp/i/18792/1/resize/d18792-1-472540-2.jpg ] 一般社団法人日本薬理評価機構(PEIJ)(http://www.peij.or.jp/jp/)では、iPS分化細胞技術等を活用した医薬品の次世代毒性・安全性評価...
- 2018-02-28
【グランドニッコー東京 台場】GARDEN DINING「スペインフェア~情熱の美食探訪~」開催 販売期間:4月16日(月)~5月31日(木) - [ニッコー・ホテルズ・インターナショナル] [画像1: https://prtimes.jp/i/2213/1558/resize/d2213-1558-245600-0.jpg ] 昨年リニューアルした「GARDEN DINING」は、埼玉県の契約農家から直送される新鮮な無農薬野菜を使用したサラダや世界各国の料理や...
- 2018-02-26
3月17日(土)新日本製薬×ライジングゼファーフクオカ ホワイトデーイベントを開催! - [新日本製薬 株式会社] 当社は、バスケットボールを通じて子どもたちに夢と希望を与え、豊かな地域社会づくりをめざすライジングゼファーフクオカの理念に共感し、2017-18シーズンのオフィシャルスポンサーを務めております。ホワイトデ...