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2016-11-10 15:57:58 医療

肝炎の早期発見・早期治療の必要性を伝達「知って、肝炎プロジェクト」肝炎対策大使 小室哲哉氏が大阪府・大阪市を表敬訪問

肝炎は世界で5億人以上が感染していると言われており、健康に対し驚くべき損害をもたらすにも関わらず、いまだに認知度が低く、多くが診断されず治療も施されていない疾患です。肝炎総合対策推進国民運動事業「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年より、肝炎に関する知識、肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎の正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくことを目的として実施している活動をしております。 

この度、厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動事業の「知って、肝炎プロジェクト」(所在地:東京都港区六本木1-6-1 特別参与:杉 良太郎)の肝炎対策大使の小室哲哉氏が2016年11月9日(水)に大阪府・大阪市に表敬訪問をいたしました。

当日は、小室哲哉氏の挨拶および、杉特別参与のメッセージの代読からはじまり、早期発見・早期治療の肝炎対策に向けて、ご自身が過去に患ったC型肝炎の経験談とともに、出席者との懇談を行いました。まず、「大阪府、大阪市の皆さまに、杉さんから預かったメッセージをお伝えし、また私自身が数年前に患ったC型肝炎の経験をみなさんと共有していき、また肝炎対策大使に任命された想いや活動をお話できればと思っています。」と、小室氏より表敬訪問の目的が話されました。その後、大阪府 植田浩副知事、大阪市 鍵田剛副市長のご挨拶では、小室氏の表敬訪問に対する感謝の意が伝えられました。懇談では「2013年に検査により、C型肝炎が発覚した時はショックでした。インターフェロン注射の治療を4回受けたところで幸いにも陰性になりましたが、WHOの規定で週1回半年間注射の治療は続けました。治療も大変でしたが副作用に悩まされました。そういった時は周りの人のサポート、周りの人の理解は必要だと感じました。肝炎を患った際には自分から周りの人に言うことが大切だと思います。それは同時に周りの人への啓発にもつながるのではなないかと思っています」と経験に基づく小室氏の言葉に、参加された方々も深く納得された様子でした。

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