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2018-02-07 12:01:07 ペット

冬の犬の足は危険がいっぱい。雪国犬の約4割が足トラブルを経験!獣医師が教える “「冬の趾間炎」になりやすいコチェック”を発表。飼い主の新常識、犬の靴・靴下で冬場のお散歩対策を


目 次

■docdog専属獣医師が教える!“「冬の趾間炎」なりやすいコチェック”
あなたの愛犬はあてはまる??冬の趾間炎になりやすい10のチェック項目
緊急チェック!冬の趾間炎の可能性がある特徴的な症状・・・当てはまる場合は獣医師にご相談を

■冬場の散歩道には危険がいっぱい!冬の趾間炎の4大要因とは
~物理的な要因(尖った氷片や雪玉など)、化学的な要因(融雪剤)、冬の寒さ、乾燥

■雪国・北海道の愛犬飼育事情について400名一斉アンケート調査を実施
~犬の靴・靴下の認知度92.8%!しかしながら着用経験は28.6%、現在着用犬は10.8%と低い結果に

■冬の趾間炎の対策法・・・犬の靴・靴下を使用することで予防できる!

■雪国犬よりも弱い都会犬!? もうヒトゴトではない!大都会・東京でも起こりえるトラブル

■docdog商品紹介&ご取材可能店舗~犬の靴・靴下専門ECサイト「docdog」について


監修・コメント/docdog専属獣医師 小林辰也先生

 
  • docdog専属獣医師が教える!“「冬の趾間炎」になりやすいコチェック”
 冬場の愛犬との暮らしの中で、以下10項目に当てはまる場合は、寒さに弱いコであるため、冬の趾間炎になりやすい可能性があるので注意が必要です。
 


①年齢が1歳までの幼犬、10歳までの小型犬シニア期、7歳までの大型犬シニア期のいずれかである
②体重10㎏未満の小型犬種である
③シングルコート犬種(プードル、マルチーズ、ヨークシャーテリア、パピヨン、ボクサー、グレイハウンド等)である
④冬場の散歩時に震えていることがある
⑤冬場、毛布やタオルケットに潜り込む
⑥冬場、散歩に行きたがらないことが多い
⑦冬場、部屋の中で体を小さく縮こませていたりすることがある
⑧冬場は、普段より人に身体を密着してくることが増える
⑨冬場、水を飲む量が減る
⑩冬場、尿や排便の不調がいつもより増える
 
  • 緊急チェック!冬の趾間炎の可能性がある危険な症状
以下のような症状が1つでもあった場合、冬の趾間炎である可能性があります。
様子を見て、必要があればお近くの獣医師に相談してください。


□足先を痛がっていたり、痒がっている様子がある
□肉球が過度に乾燥していたり、あかぎれている
□趾間/肉球に切り傷ができている
□最近、足先をなめたり、噛んだりしていることが増えた
□最近、散歩に行きたがらない
□特定の足を触ると嫌がる
  • 冬場の散歩道には危険がいっぱい!冬の趾間炎の4大要因とは
冬、特に雪国における散歩時には、他の季節にはない様々な足トラブルの要因が。
これらの要因が複合的に絡み合うことで、冬の趾間炎が起こるものと考えられます。


①物理的な要因
例えば、一度太陽の熱で溶けた雪が、再び凍りつくことで表面が氷状になり、硬くなります。こういった場所を歩かせる際、身体の重みで表面の氷が割れて尖った氷片等で怪我をすることがあります。長毛犬種などでは、足先はもちろんのこと足裏の被毛にも雪玉ができ、硬く凍りついた雪玉で肢に切り傷や擦り傷を負うこともあります。また、雪が降りたての時には尖った石等の自然物や、釘等の人工物が埋もれて視認できないために踏みつけてしまい、怪我をすることもあるので注意が必要です。

②化学的な要因
融雪剤として知られる塩化カルシウムは、人の皮膚に対して炎症を起こすことが知られていますが、皮膚の角質層が厚いとはいえ、犬の肉球にも同様の影響があることが考えられます。

③冬の寒さ
低温状況下では、足先等、末端の血流が悪くなりますので、これが原因で軽い炎症が生じることも考えられます。炎症が起こると、疼痛感や掻痒感が生じるため、手足を舐めるようになります。過度に舐めることで、症状が悪化することもあります。特に、寒さに弱い小型犬やシングルコートの犬種、普段から屋内飼いをしている犬、体温調整が難しい老犬や子犬では、より注意が必要であると考えられます。

④乾燥
冬場は気温が低下することで乾燥しますので、肉球を含め皮膚の乾燥が進みやすくなります。肉球には汗腺がありますが、寒さで足先の血流が悪くなるため、発汗量も減少することが考えられます。乾燥が進むと、時には、人間のあかぎれのようになることもあります。また、乾燥することで、過度に足先を舐めるようになり、趾間炎を生じたりもします。

 
  • 雪国・北海道の愛犬飼育事情について400名一斉アンケート調査を実施
【調査期間】 2018年1月23日(火)~1月25日(木)
【調査方法】 インターネット調査
【調査対象】 北海道在住で犬を飼育している方400名(男性180名・女性220名、18歳以上)
【調査発表】 犬の靴・靴下専門ECサイト「docdog(ドックドッグ)」調べ
【調査結果(抜粋)】 ※調査結果データ詳細を希望される方はPR事務局までご連絡ください。
 
  • 冬場の散歩道は8割超が「雪道」。半数以上が「まかれた融雪剤」や「尖った雪」を目撃!
散歩時は「溶けて硬くなった雪の上」「やわらかい雪の上」を歩く飼い主が8割を超え、恒常的に雪道を歩く環境に。また「融雪剤がまかれた道」や「雪の中に木の枝や尖った雪」などを見たことがある飼い主も約半数に上り、冬の趾間炎のリスクが高い状況であることがわかりました。
 

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